2007-01-01から1年間の記事一覧

印鑑登録の方法

(1)最寄りの役所窓口に申請します。 (2)実印として登録する印章と、運転免許証やパスポートなど官公署発行の顔写真付きの身分証明書を持参して手続きをするとその場で印鑑登録証が交付されます。 (3)身分証明書がない場合は、手続き後に自宅へ照会書(回答書…

象牙の実印

印鑑なら象牙の実印がおすすめです。実印なら姓名を入れるのが一般的ですね。

実印一番

実印はやっぱり象牙が一番!?あざやか印鑑

実印の大きさ

お札の表の印鑑の大きさ(15mm(5分))で実印を用意する場合には、銀行印には一回り小さいお札の裏の印鑑の大きさ(13.5mm(4分半))位、さらに日常使う認印にはもう一回り小さい 12mm(4分)や10.5mm(3分半) がバランスが良いようです。さらに大きい 18mm(6分) …

お札の印

お札(=日本銀行券)を見ると表裏にそれぞれ印鑑も印刷されています。 お札の表には 15mm(5分)の大きさで篆書体の「総裁の印」。 裏も篆書体で 13.5mm(4分半)の大きさの「発券局長」。こちらは字の配置が正方形ではなく菱形です。一万円札と千円札では…

印相体

篆書体をベースにして、字画を印鑑の外枠の印相八方位にそれぞれ伸ばし結びつけているものが印相体です。 明治時代以降に発達しました。印相体 印鑑の書体

古印体

印鑑の古印体の元になっているのは奈良時代の寺社印です。 当時の寺社印は鋳物で、鋳造してから凸凹な印面を平らに整えた(削った)ために文字の太さは不均一となり、線は波打ってしまっていたようです。 この大和古印の印影をモチーフに、やや厚みのある丸…

篆書体

秦の始皇帝が中国を統一したのが紀元前221年、日本では弥生時代。この始皇帝が国家の統一書体として正式に採用したのが、今で言う「小篆(しょうてん)」です。小篆の元となったものに「大篆(だいてん)」があり、ほかにも地域・年代ごとに字体は様々だった…

印鑑の書体

実印、銀行印や法人印の字体には主に 印相体(いんそうたい)、篆書体(てんしょたい)や古印体(こいんたい)が使われています。印鑑の書体

実印

実印に使える印章は、各自治体の印鑑条例によって定められています。ゴム印など変形しやすい材質のものは認められず、また印鑑は大きすぎても小さすぎても不可です。 (例えば横浜市では一辺8mm〜25mmの正方形に収まるもの、神戸市では一辺6mm〜20mmの正方形…

印鑑登録

実印は印鑑登録してある印章。実印の印鑑証明(印鑑登録証明書)は、登録されている印鑑を公証するものです。印鑑登録は、契約・手続きに必要な重要な届出です。 登録できる印鑑(のハンコ)は、1人1個です。世帯内での同じ印鑑、似ている印鑑は登録できませ…

印章の塔(いんしょうのとう)

印章供養祭の行われる印章の塔は山梨県六郷の里の富士見ふれあいの森公園にあります。富士見ふれあいの森公園は仏舎利塔(日向山仏舎利平和宝塔)のある日向山(ひなたやま)の南斜面にある公園です。仏舎利塔(ぶっしゃりとう)までの遊歩道もあります。htt…

印章祭(いんしょうさい)

10月1日のハンコの日(の当日だったり、近い日曜日だったり)に山梨県市川三郷町(旧山梨県六郷町)で催されるのが印章祭。使われなくなった全国の印章を奉納し供養する印章供養祭、記念式典があります。http://www.town.ichikawamisato.yamanashi.jp/content…

はんこの日

毎年10月1日は「はんこの日」。これは明治6年の10月1日に太政官布告で署名の他に実印を捺印する制度が定められたことに依ります。ハンコの日、印章の日とも。実印は印鑑登録してある印章。実印の印鑑証明(印鑑登録証明書)は、登録されている印鑑を公証する…

十鐘山房印挙(じゅっしょうさんぼういんきょ)

山梨県市川三郷町の地場産業会館(印章資料館)には、十鐘山房印挙が展示されています。十鐘山房印挙は中国の印譜集(全191冊)で、陳介祺さんが清の時代(1853年〜1883年ころ)に10セットだけ作成したものとか。市川三郷町の地場産業会館(印章資料館)にある…

六郷印章業連合組合

山梨県市川三郷町の地場産業会館(印章資料館)には、六郷印章業連合組合(旧・六郷町印章業連合組合)の事務局があります。六郷印章業連合組合のサイトでは、文字の歴史やハンコの起源・沿革、ハンコの材料や書体の種類、用途について紹介されています。木…

地場産業会館(印章資料館)

山梨県は市川三郷町には印章資料館があり、甲州手彫印章の資料が展示されています。水晶原石や象牙、象牙細工、甲州手彫印章作成行程の説明パネルのほか、昭和初期のハンコ販売折込広告、外交許可証、印鑑、篆書作品等が展示されています。http://www.shokok…

甲州手彫印章の魅力

江戸時代の末期に発行された「甲府買物独案内」(勢竜軒茶翁著、1854年(嘉永7年)発行)(明治元年は1868年)には、甲州手彫り印章「御印判」を製作する「版木師」のお店が紹介されています。http://www.kougei.or.jp/koshuteboriinshou/at1404-a01.html 甲…

落款印

落款(らっかん)は、落成款識(らくせいかんし)・・・? http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%90%BD%E6%AC%BE 落款 - ウィキペディアhttp://zh.wikipedia.org/wiki/%E8%90%BD%E6%AC%BE 落款 - 维基百科http://xh.5156edu.com/html3/12669.html 款 - 在线新华…

花押(かおう)

平安時代の中ごろ(10世紀頃)には、署名を崩し字で記す草名(そうみょう)がみられ、それが花押(かおう)として発展したようです。 鎌倉時代(13世紀)の武家社会では花押を判(はん)や書判(かきはん)とも呼び、花押を実印として文書の真贋を示しはんこ…

大宝律令

日本の印鑑の歴史をたどると、最初にハンコについて定めているのは大宝律令(701年)なのだそうです。 内印(天皇御璽)、外印(太政官印)、諸司印、諸国印が規定されているのだそう。後北条氏と印の展示解説によると、内印の大きさは 3.0寸角(約9cm角) 外…

後北条氏と印

埼玉県は寄居町の鉢形城歴史館にて、「後北条氏と印」と題した企画展が催されています(11月25日まで)。戦国時代、東国の武将の間では文書に印を押すことが流行っていたとか。 そのはんこは印判(いんばん)と呼び、ハンコを押した公式文書を印判状というそ…

篆刻(てんこく)

篆刻(てんこく)は一般には印章をつくること、あるいはその作品としての印章、印鑑を指します。篆刻という言葉は中国語版ウィキペディアによると前漢の時代の作家・楊雄が用いたのが初出だとか。男の子が蟲と彫ったのだそうです。http://zh.wikipedia.org/w…

象牙(ぞうげ)

印鑑、はんこといえば象牙印章。ゾウの牙は貴重な印材です。 象牙は美しい光沢と上品な質感、また彫刻に適した堅さと粘りを有することから古くから印材に限らず工芸品の素材としても重宝されてきました。現在はワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物…

印材

主な印材には象牙や水牛の角、柘植などの植物素材、水晶などの石材があります。動物の牙には、マンモスやマッコウクジラのものなどもあったり。はんこの材料は様々です。

伝統工芸士

伝統工芸士とは、「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」に基づいて(財)伝統的工芸品産業振興協会が認定している称号です。http://www.kougei.or.jp/kougeishikai/t01.html印章については平成19年2月25日現在、17名の甲州手彫印章伝統工芸士がいらっしゃ…

印章と印鑑

山梨県印判用品卸商工業協同組合のハンコの豆知識のページにも印章と印鑑の違いについて紹介されています。http://www.hanko.or.jp/knowledge.html - ハンコの豆知識 - 山梨県印判用品卸商工業協同組合 http://d.hatena.ne.jp/zouge/20071114/1194979377

郷土伝統工芸品

甲州手彫印章は山梨県の郷土伝統工芸品にも指定されています。 甲州水晶貴石細工にも通じますが今から約1000年の昔、昇仙峡の奥地金峰山で水晶の原石が発見されて以後水晶細工、水晶加工技術が発達。水晶印にツゲ、水牛等の印材も加わり、彫刻技術の発展をみ…

印鑑(いんかん)

鑑は「かがみ」。形の映し。 本来は実印や銀行印などあらかじめ相手方に届け出ている照合用の印影を印鑑と呼ぶのだそうです。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%B0%E7%AB%A0#.E7.94.A8.E8.AA.9E - ウィキペディア -印章は、「はんこ」そのものを指すとの…

甲州手彫印章

甲州手彫印章(こうしゅうてぼりいんしょう)は、国の伝統的工芸品に指定されています。http://www.kougei.or.jp/crafts/1404/f1404.html 江戸時代の末期、水晶や水牛が印材として用いられていたようです。