古印体

印鑑の古印体の元になっているのは奈良時代の寺社印です。
当時の寺社印は鋳物で、鋳造してから凸凹な印面を平らに整えた(削った)ために文字の太さは不均一となり、線は波打ってしまっていたようです。
この大和古印の印影をモチーフに、やや厚みのある丸い隷書体風が現代の古印体です。

古印体 印鑑の書体